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製造業IT戦略ブログ

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「グローバル製造業の未来」
先日、東京に出張したため、その車内で読んだ本です。「グローバル製造業の未来」(カジ・グリジニック&コンラッド・ウインクラー著、日本経済新聞出版社)は、製造業を得意とするコンサルティング会社フーズ・アンド・カンパニー社のコンサルタントが書いたものです。

内容は、もともと欧米の製造業の問題点と将来展望について書かれた本だったのですが、日本での出版にあたり、日本の製造業の問題点と将来展望を加筆したとのことで、欧米と日本の製造業の特質に関する対比で、書かれています。

それによると、日本的製造観は、飽くなき自己犠牲的なプロセスイノベーションの追求、それに対し欧米製造観は、経営的観点からは一段低く見られる一事業ユニット、だと類型化しています。

日本の製造業はそれ故、薄利でもプロセスイノベーションに邁進するため、選択と集中に遅れ現在の高コスト体質を招いた。欧米は、選択と集中と合理化により積極的アウトソーシング化を図ったため、現場技術の低下を招いたと談じています。

このような現状を踏まえ、欧米企業への処方箋は、製造現場力の強化と、製造と経営が両方分かる人材の育成としています。

さて、気になる日本製造業への処方箋ですが、製品・事業レベルでの選択と集中、製造機能のアウトソーシング、利益構造を重視したプロセスへの集中投資を上げています。

つまり、欧米型、日本型のいいとこ取りをすれば良いと。確かに納得ですが、もう少し新しい視点もあればよかったように思います。しかし、この種の本は少ないので、考え方を整理するには良い本です。
| 製造システム | 23:11 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |









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