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〜MES&PLMウオッチャー〜

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SAPが生産管理システムを増強
ERPの世界的メーカSAPが、アメリカのVisiprise社を買収することが6月17日に報じられました。Visiprise社は、工場の生産プロセス分野に強いソフトウエアベンダーで、航空、自動車、電気、医療機器分野などのディスクリート系生産システムのMESなどを開発、販売している会社です。

生産分野であまり強いとは言えないSAPは、昨年Visiprise社に出資したりしてこの分野を強化しつつありましたが、ついに買収に踏みきり、製造業におけるトータルなERPの実現をめざしていく構えのようです。

統合化の波は、ますます大きくなっています。
【2008.06.24 Tuesday 21:51】 author : 馬塲 孝夫
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2008年版ものづくり白書
毎年、政府から発行されている「ものづくり白書」(正式名は製造基盤白書です)がこの6月に閣議決定を経て公開されました。
これは、毎年経済産業省、厚生労働省、文部科学省が合同で作成しているもので、わが国製造業の動向、労働環境、製造基盤技術開発などの側面からのまとめをした白書です。

ざっと読んだ限りでは、今年は、製造業のM&Aの増加、製造グローバル化(特にアジア地域)によるサプライチェーンの重要度の増大とリスクマネジメントの必要性、そして、最後には製造業で活躍できる人材育成の重要性に焦点をあてているのが特徴のようです。

経営学の観点から見れば、これらはオープンイノベーションによる経営資源研究支援の迅速な取得へのパラダイムシフト、サプライチェーンマネジメントの重要性増大、人的組織論の重要性増大、という傾向が顕在化してきたとみるべきでしょう。一応、このような環境での情報システムの重要性にも言及している(ただし、論点が弱いと思いますが)ので、現在の製造業を俯瞰するにはよい資料だと思います。

また、今年度版は、各業界の世界的な地位分析がされており、この部分は非常に参考になります。関心のある方は是非、一度目を通すことをお勧めします。
【2008.06.16 Monday 15:09】 author : 馬塲 孝夫
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独トルンプの生産システムSYNCHRO
ドイツのレーザー工作機械メーカTRUMPFが日本で初めて生産拠点を作ると言うニュースを読んで、TRUNPFの事を調べていました。

TRUNPFの生産システムは、SYNCHRO(systematic procedure as synchronized production system )というようです。

その効果の程がWebで紹介されていますので、少し詳しく調べてみようと思っています。
【2008.04.17 Thursday 16:48】 author : 馬塲 孝夫
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インド製造業の自動化
インドがIT分野のみならず、製造業においても躍進中であることは何度もこのコラムで書きましたが、製紙業界の自動化需要について、製造業コンサルティング会社のARCがレポートしています。

現在、インドにおける一人あたりの紙の消費量は、7kgで、世界の平均値53kgに比べて低水準です(なんと北米は310kgとの事!)。それ故、製紙業界の成長性が約束されていますが、生産システムにおいてまだまだ旧式のものが使われており、今後は積極的に最新式のERP、MES、SCM、EAMなどの設備投資を行い、世界にうって出る動きのようです。設備投資額は約2500億円規模だとか。

自動化設備メーカにとっては絶好のビジネスチャンスですが、このような商談はどこがものにするのでしょうか、興味津々です。


【2008.04.03 Thursday 13:14】 author : 馬塲 孝夫
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日本企業のIT活用が遅れている
先日の日経新聞(2008.3.28 朝刊)に、東大の元橋一之教授が、日米韓企業のIT活用に関する記事を書いています。ベースになっているのは経済産業研究所が行った「IT戦略に関する国際比較アンケート調査」です。

これによると、日本は、米国企業に比べ、基幹系システム(給与、人事等)の導入率が高い反面、情報系システム(経営戦略サポート、市場分析、設計支援等)の導入率が低いとのことです。

また、CIOの配置の面でも、米国は、CIO専任の配置が多い反面、日本のCIOは兼任が多いとの事。

このような結果から、日本企業は、経営にITを活用するよりは、間接業務などの業務合理化に活用するレベルにとどまっていることが伺えます。

ITを経営に活用し、新市場開拓や、経営判断の迅速化に資する方向に、まだ日本企業がシフトしていない理由は、経営者のITリテラシーが低いためなのか、それとも経営者のスキルが高くてITに頼らなくても適切な経営判断ができるためなのか、興味のあるところです。


【2008.03.31 Monday 15:35】 author : 馬塲 孝夫
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GE Fanuc Intelligent Platforms が新世代の生産工程管理ソフトを発表
GE Fanuc Inntelligent Platforms社が、新しい工程ワークフロー管理ソフトProficy@Workflow を発表しました(2008年3月18日)。

これは、生産管理工程を容易に図的に表現及び編集し、管理するものです。いわゆるBPM(Business Prosess Management)ソフトの範疇に入るシステムです。企業階層のBPMが日/時間単位のオペレーションを扱うのに対し、これはインダストリアルBPMと呼ばれ、秒/サブ秒単位の事象を扱います。

技術的には、SOA(Service Oriented Architecture)を採用し、BPEL(Business Process Execution Language)及びS95という産業標準仕様に基づいています。

SOAを採用することにより、従来のERP、MESなどとの親和性が高く、オートメーションシステムの高機能化がはかれる、との事です。

欧米はこのような分野に強いですね。このようシステムの使用により生産システムトータルとしてのパフォーマンスがどの程度改善され、ベネフィットがどの程度あるのか、非常に興味のあるところです。


【2008.03.27 Thursday 16:43】 author : 馬塲 孝夫
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SIEMENS PLM と WIPROがアライアンス
インドの代表的IT企業 WIPRO Technologiesと、SIEMENS PLM Softwareが、アライアンスを拡張したようです。新興諸国でのIT先端技術の導入には目をみはるものがあります。特に、現在のインドは製造業の成長が著しく、あたらしい技術の導入にも貪欲なようです。

最近、製造業分野でのネットを駆け巡るニュースを見ていると、日本企業のニュースが少ないのが気になります。それに比べて、欧州、中国、インドなどが元気です。日本の存在感があるのは、自動車業界、それも、一部の超優良企業のみ、という現実は、今後の製造業の行く末を不安にさせます。


【2008.03.10 Monday 14:37】 author : 馬塲 孝夫
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